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ふかしぎちたい

主に備忘録

ISLANDの考察・備忘録その3 時系列整理(ネタバレ注意)

Frontwing(フロントウィング)のノベルゲーム「ISLAND」に関する考察その3です。

今回はその2で触れなかった時系列についてちょっと整理しました

 

前回の記事が未読の方はそちらからどうぞ

sio-halfmoon.hatenablog.com

 

 

 

 

 

【以下ネタバレ】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【過去に何があったか】

ゲーム内で明らかになる事柄を整理するとゲーム本編開始前の時系列は以下のようになると思われます。

 

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1.夏編(ゲーム内で言及なし)

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2.冬編(ゲーム内で言及なし)

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3-2.夏編23年前
・御原切那誕生(凛音の2~3歳年上)海岸近くの小屋に幽閉

3-3.夏編20年ちょっと前
・リンネ→空
・御原凛音誕生

3-4.夏編10年前
・空→御原玖音
・御原凛音13歳 PTSDで記憶喪失?

3-5.夏編5年前
・御原凛音17歳、御原切那と出会う
・暴龍島へ
・御原切那によって御原凛音コールドスリープ
・御原切那死亡

3-6.夏編3ヶ月前
・御原玖音が御原凛音発見

3-7.夏編2ヶ月前
・御原凛音が目覚める

3-8.夏編
・三千界切那が目覚める(ゲーム開始)

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ゲーム開始時点でリンネの記憶が残っていることから少なくとも一回は冬編に相当する時代を経験しているものと思われます。

ゲーム開始時点まで過去改変は行われていないと考えた場合、凛音編は発生し得ない(沙羅編と夏蓮編の平行世界の記憶が発生しない)ため、ゲーム開始前の冬編以前についてはその展開はおろか存在そのものについても推察するのは難しいと思われます。

 

 

【三千界切那の来歴について】

ゲームの主人公である三千界切那(セツナ)は何者であるか、については明確にこれだという結論は出せていません。

この記事を書いている時点で核心に近いところまで行っているの考察は下記の記事だと思われます。

 

生肉さんの「ISLAND」の感想

 

「三千界切那は元は御原切那であった」という説についてはゲーム内でもそれらしい記述があり、「かきごおりを二人で食べた記憶」以外にも例えば「海岸の小屋の中の記憶がはるか昔のものとして残っている」等あります。

ただし、「御原切那が三千界切那となる物語」つまり上記の時系列における1.夏編に相当する部分ついては前述のとおりゲーム内の情報が少なく、乗り越えるべき課題が山のように(最初の凛音の両親は何者なのか、コールドスリープ装置はどのように生まれるのか等々)あります。

 

話は逸れますが以前も言及した「俺には、僕には、私には・・・」という記述における一人称についてこれまでの仮説を当てはめると以下のように考えることもできそうです。

「俺」=三千界切那(現在の、冬編リンネとの出会いを経た切那

「僕」=御原切那(過去の、最初の、幼き三千界切那)

「私」=プレイヤー(性別が不定形)

今を生きる「俺」の行動、凛音の影に見え隠れする「僕」の存在、そして選択肢において示される「私」の意思のせめぎあいを考えて再プレイするとまた見えてくるものがあるかもしれません。

 

【5/17追記】

作中では御原切那の一人称は「俺」であることが凛音の語りから見受けられることから上記の「僕」=御原切那説は簡単にはいかないと思われます。一番最初の御原切那だけが「僕」だったのか。「僕を殺す旅」の解釈がこの作品で一番難しい……。